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検定
仮説検定は、「有意性」の検定である.
「仮説の下で期待するもの」と「観測した結果」を比較し、 これらの違い・差が偶然によって起こったものか否かを評価する.
目的
「母集団に関する命題」を得られた標本から検証するための手法.
- 母集団 / 標本
結果と理論値のズレが、確率的な誤差の範囲内かどうかを検証する.
手段
棄却
理論値とのずれが確率的な誤差の範囲を超え、誤りであると判断せざるを得ないとき、
「仮説を棄却する」という.
「仮説を棄却する」ということは、
「得られた標本が、ほとんど起こらないほど出現する確率が低い場合」
である.
有意水準
この基準となる確率は、有意水準とよばれる.
で、表されることが多い.
仮説が棄却された場合、仮説からのズレは、有意であるという.
偶然ではない.
帰無仮説と対立仮説
母集団の母数について、ある条件についてある条件を仮定して、設定した仮説を
帰無仮説と呼ぶ.
帰無仮説 :
また、これと対立する仮説を対立仮説とよぶ.
帰無仮説 :
母平均に関する検定
正規母集団の母平均に関する検定は、広く行われている検定である.
両側検定
片側検定
検定統計量
p-値
- P値のトリセツ
t-値
時系列データにおける検定
- 検定 #まとめ編
参考
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- 12 仮設検定
- 12.1 検定の考え方
- 12.2 正規母集団に対する仮設検定
- 12.3 いろいろな 検定
- 12.4 中心極限定理を用いる検定
- 12.5 検出力
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- 12 仮設検定
確率・統計 Ⅰ
- 4 推定と検定
- 4.3 仮設検定
- 4.3.2 母平均に関する検定
- 両側検定
- 片側検定
- 4.3.2 母平均に関する検定
- 4.3 仮設検定
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- 4 推定と検定
現代数理統計学の基礎
- 7 統計的仮説検定
Web サイト
- 正規分布の母平均の片側検定・両側検定における検出力関数(power function)の描画