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物体検出
物体検出の (画像ベースの) 多くの手法では、
- 物体を囲む領域の候補群を推定.
- 得られた物体の領域候補内の画像を「物体認識」に入力して、認識対象物体らしさを計算する.
- 同一物体に複数の BB が検出されないように後処理を行う.
のような手順で処理を行う.
物体領域候補の提案
画像中から物体領域を提案するモジュールは、物体検出の精度と速度を決める重要な部分である.
提案された物体領域の提案に失敗してしまうと、物体検出も失敗してしまうからである.
アルゴリズム
スライディングウィンドウ法 / Sliding Window Method
最も単純な物体領域の提案方法として、ある決まった大きさの領域を一定のピクセルごとにずらすことで
領域候補を提案する手法が考えられる.
これは、スライディングウィンドウ法 / Sliding Window Method と呼ばれる.
選択的検索法 / Selective Search Method
入力画像中の物体らしさなどをあらかじめ評価しておき、領域候補数を絞り込む手法が、
選択的検索法 / Selective Search Method である.
分岐限定法
RPN
スコア付き BB を提案する仕組みに深層学習を導入した手法.
参考
- 画像認識
- 7 物体検出
- 7.2 物体領域の提案
- 7.2.1 スライディングウィンドウ法
- 7.2.2 選択的検索法
- 7.2.3 分枝限定法
- 7.2 物体領域の提案
- 7 物体検出