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Anchor Base / Anchor Free
深層学習を用いた物体検出では、
物体があるであろう領域の候補を提案し、それを局所特徴として、情報を抽出する.
その方法の区分として、「Anchor Base」と「Anchor Free」に分けられる.
Anchor Base
物体領域候補内に複数のサイズの Anchor Box を用意し、
各 Anchor Box との相対的な差分を予測する BB の位置することで、精度の改善を試みた.
YOLO v1 から YOLO v2 (2016) への改善で導入.
Fast R-CNN から Faster R-CNN (2015) への改善で導入
Anchor Free
Anchor Base が持つ複数の課題に対応するために、Anchor Box を廃止した.
- Anchor Box の分だけ計算を行う必要がある.
Anchor Box のサイズの決定はクラスタリング分析などで決定するが、その結果に物体検出の精度が依存してしまう.
YOLO v3 / v4 / v5 から YOLO X への改善で導入