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ガウス過程回帰
ガウス過程回帰とは、データから関数 の確率分布をガウス過程の形で求める方法.
求めたいものは、関数 の事後分布.
これを、ベイズ推定で求める.
ガウス過程
ガウス過程とは、関数 を確率変数と見たてた確率分布.
回帰モデル
ガウス過程回帰の回帰モデルを考えよう.
目的変数 は平均が となるように正規化されてる考えれば、さらに単純に考えられる.
予測分布
それでは、未知のデータへの予測について考えよう.
未知の説明変数 に対応する を考える.
ガウス過程回帰では、既知のデータ (学習データ) に を加えた新しい分布 (事後分布) を考える.
既知のデータ
に、 を加えた
を考えよう.
も同様に考え、
から、
を考える.
に、 を加えた
を考えよう.
も同様に考え、
から、
を考える.
未知のデータを加えた状態のカーネル行列 も考えることができる.
そして、未知のデータを加えた新しいデータ集合もガウス分布に従うと考えられる.
ここでは、 および、 は、ゼロベクトルと考えている.
なので、