オムライスの備忘録

数学・統計学・機械学習・プログラミングに関することを記す

【機械学習】尤度ベースモデル

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尤度ベースモデル

生成モデルの学習方法の一つ.

与えられたデータ x の生成確率  q_{theta}(x) を尤度として、 訓練データの尤度が最も大きくなるパラメータ  \theta を求めることで、パラメータを推定する.

訓練データセット  D\ =\ \{x^{(1)},\ \cdots,\ x^{(N)}\} の尤度は、データが互いに独立にサンプリングされているので、 各データの尤度の積として定義される.

 q_{\theta}\ (D)\ =\ \displaystyle \prod_{i}\ q_{\theta}(x^{(i)})



最適化問題として扱いやすいように、その対数をとった対数尤度  L(\theta) は、

 L(\theta)\ =\ \log\ q_{\theta} (D)\ =\ \displaystyle \sum_{i}\ \log\ q_{\theta} (x^{(i)})



と定義される.

最尤推定は、対数尤度を最大にするようなパラメータ  \theta^{*}_{ML} を求めることでパラメータを推定する.

 \theta^{*}_{ML}\ =\ arg \max_{\theta}\ L(\theta)



VAE、自己回帰モデル、正規化フローモデル、エネルギーベースモデルといった生成モデルが尤度ベースも出るである.

参考