Index
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- k 最近傍法 / kNN 法 / k Nearest Neighbor Method
- 最近傍法
- k 最近傍法 / kNN 法 / k Nearest Neighbor Method
- kNN 法の計算量
- 画像処理への応用
- 参考
k 最近傍法 / kNN 法 / k Nearest Neighbor Method
認識したい入力データとすべての学習データ (鋳型 / Template) との距離計算を行い、
最も近い学習データが属するクラスに識別する方法を最近傍法 / NN法 / Nearest Neighbor Methodという.
最近傍法では、学習データが多ければ、精度のよい認識を行うことができるが、計算時間がかかる.
最も近い 1 つの学習データのクラスに識別する代わりに、
最も近い k 個の学習データ学習データを選び、所属する学習データの数が最も多いクラスに識別する方法を、
k 最近傍法 / kNN 法 / k Nearest Neighbor Method という.
最近傍法
変数定義
識別規則
ボロノイ境界
最近傍法の原理は、入力データに最も近い鋳型 / Template を見つけること.
各鋳型 / Template は、隣接する鋳型と等距離にある境界で囲まれた
支配領域をもち、この支配領域をボロノイ領域という.
また、その境界をボロノイ境界という.
k 最近傍法 / kNN 法 / k Nearest Neighbor Method
最近傍の鋳型 / Template を 個とってきて、 それらがもっとも多く所属するクラスに識別する方法を k 最近傍法 / kNN 法 / k Nearest Neighbor Method という.
kNN法とベイズ誤り率
kNN 法の計算量
投票型 kNN 法では、入力データ が与えられたとき、
すべてのクラスの、すべてのデータ とのユーグリッド距離の 2 乗、つまり
を計算する必要がある.
計算量の削減
この距離計算に、差ベクトルを求めるための 回の減算と積和が必要となる.
さらに、距離を昇順にソートする必要があるが、
これはおおよそ のオーダーの比較と置換の処理を必要とする.
kNN 法は、データの次元が大きくなる場合に多くの時間と記憶容量が必要であり、
リアルタイムには向いていない手法であるが、その制約を緩和する試みが行われてきた.
計算量削減のアルゴリズム
誤り削減型 kNN
圧縮型 kNN
分枝限定法
近似近傍探索
画像処理への応用
- Template Matching