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乖離率 / Deviation Rate
金融時系列解析における、テクニカル分析の一つ.
計算方法
乖離率は、移動平均線から価格がどの程度離れて (乖離して) いるかを数値化した指標.
見方
価格は、上がったり下がったりするが、平均移動線から大きく離れる (乖離する) ことはあまりない.
しかし、時には価格が急騰 (あるいは急落) して、移動平均線から大きく乖離することもある.
ただ、移動平均線から大きく乖離した状態がいつまでも続くことはなく、いずれは急騰 (急落) が収まって、 価格は平均移動線に近づく.
売買の判断
価格が移動平均線から大きく上に離れると、乖離率もプラスの大きな値を取る.
そこで、そのような状況になったら、利益確定のために売ると良い.
一方、価格が平均移動線から下に大きく離れて、乖離率がマイナスの大きな値を取ったら、
購入してポジションを切り替えるのが良い.
この考えは、グランビルの法則にあたる.
エンベロープ
価格が移動平均線から極端に乖離することあ少ないので、移動平均線からある程度乖離した位置に線を引くと、 その範囲内に価格の動きからほぼ収まることになる.
このようにして引いた線のことを、エンペロープと呼ぶ.
実装編
- 乖離率 / Deviation Rate #実装編